この記事ではLINEMOの機種変更について解説しています。
ソフトバンクや、他社の端末を持込みでLINEMOへ乗り換えた時は問題ないですが後々、端末が古くなったり、壊れたりすれば機種変更をしなければなりません。
そんな方の為に、LINEMO契約時の機種変更手順についてまとめました。
現在LINEMOを利用中の方も、申込み前に確認しておきたい方もぜひ参考になれば幸いです。
目次
最初に確認!LINEMOでは端末の販売は行っていない
LINEMOでは現時点(2022年6月)で端末の取扱がありません。
なので、LINEMOユーザーの場合は自分で機種変更をする端末を用意しなければなりません。
LINEMOで機種変更する方法をパターン別に解説
LINEMO契約時の機種変更は以下のパターンから選ぶことになります。
- キャリアで端末のみを購入
- SIMフリースマホを自分で購入
- 中古スマホ購入
それでは、個別に購入手順と注意点を確認していきましょう。
機種変更パターン①:キャリアで端末のみを購入
現在はソフトバンク、docomo、auなど全て端末の単体購入が可能となっています。
特に最新モデルやキャリアモデルを希望する方はこの方法を使う方が多いです。
また、キャリア独自の2年後に端末を返却代わりにスマホを安く購入できるというサービスも利用可能です。
- SoftBankなら「新トクするサポート」
- docomoなら「いつでもカエドキプログラム」
- auなら「スマホトクするプログラム」
因みにこれはキャリア店舗以外にも、家電量販店の携帯コーナーでも本体のみ購入は可能です。
現在は、ソフトバンク・docomo・auはオンラインストアから全て端末単体購入が可能です。
各社のチャットを使っても教えてもらえます。
各社端末ラインナップ一覧の下部に「端末のみ購入(白ロム購入)はこちら」という箇所があるので、そちらから購入可能です。
LINEMOを利用中の方は過去にSoftBankを利用していた方が多いので、SoftBankを選ぶ傾向が強いですがこれなら安心ですね。
docomo版、au版を購入する際の注意点
docomoやauであればオンラインショップから簡単に「端末のみ」を購入できるので自宅にいながら機種変更が行えます。
ただし、LINEMOはSoftBank回線を使っているので、SoftBankの対応バンド(ネットワーク周波数帯)を使います。
ちょっとだけ難しい話になってしまいますが、docomoやauで販売しているAndroid端末の一部はSoftBankの対応バンドが欠けている機種も存在します。
また、「バンドが対応しているけど繋がらない」というケースもあります。
ほんのごくごく一部の機種ですが、docomo版やau版のAndroidスマホを購入するならば、事前にLINEMO公式サイトの動作確認端末一覧でチェックしておきましょう。
因みに、iPhoneシリーズに関してはiPhon 6s以降は全てLINEMOで利用可能です。
更にiPhone13以降であれば受け渡しの時点でSIMロック解除状態になっているので、そのままLINEMOで使うことが可能です。
機種変更パターン②:SIMフリースマホを自分で購入する
最近は「SIMフリースマホ」と呼ばれてるジャンルも盛んになってきています。
特に、Xiomi(シャオミ)やOPPO(オッポ)、Pixelシリーズ(Google)などが人気です。
特徴としては「価格が安い上に性能が優れてるという点」
キャリアは常に最新モデルを扱っているので、端末価格が10万円を超えるのも珍しくありません。
「お返しプログラム」などを併用すれば実質的な負担分は安くなりますが、2年後、3年年後に返却するという仕組みなので常に端末代を払い続けている。というデメリットもあります。
XiomiやOPPOなどであれば2万円台~7万円台と選択肢の幅も広く、自分に合ったスマホを選べますし、返却する必要もないので2年以上使い続けるのであればお財布的には絶対にお得です。
LINEMOはSIMフリースマホも動作確認が豊富に行われているので、人気処であればほとんど使えます。
また、どのパターンにも言えることですが、端末を購入する際には事前にLINEMO公式サイトの動作確認端末一覧でチェックしておきましょう。
「動作確認端末一覧」に記載されていない機種を使う場合は全て自己責任となります。
https://www.linemo.jp/device/support_list/
機種変更パターン③:中古スマホを購入する
年々右肩上がりになってきており、大手でも「認定リユース品」も増えてきています。
専門の中古スマホショップも人気で保証やアフターケアーもしっかりしているので、昔みたいな「人が使ったものを使いたくない」「支障があったら嫌だな」という心配もありません。
購入手段もオークション、フリマアプリなど色々ありますが、僕は「イオシス」という中古専門オンラインストアを良く利用しています。
品数も豊富ですし、個人間のやり取りでもないので面倒なトラブルは皆無です。
未使用品からランク別にも分かれてるので、予算に応じて選べるのも特徴です。
LINEMOでキャリア端末を使う際には必ずSIMロック解除が条件だよ!
LINEMOでキャリア版のスマホを使う場合は全てSIMロック解除(SIMフリー化してある)が絶対条件となっています。
2021年10月以降に発売された機種に関しては最初からSIMロック解除しての受け渡しとなるので、該当する機種(iPhone13以降、Pixel6以降など)であれば問題ありません。
中古だと特にiPhoneシリーズが人気ですが、購入の前にちゃんと「SIMロック解除済み」になっているか確認しておく必要があります。
LINEMOで機種変更したスマホは自分でデータ移行を行う
LINEMOで機種変更を行う場合は既存のスマホから新機種へのデータ移行が伴います。
iPhoneに関しては現在は「クイックスタート」が主流となっています。ほぼ全てのデータ・アプリが移行できるのでとても簡単です。
レビューもあるので合わせて参考にしてください。
また、iCloudバックアップを使った方法も可能です。
僕はクイックスタートで不具合を起こしたこと一度もありませんが、バックアップを希望する方はiCloudバックアップを行ってください。
また、初期状態はたったの5GBしかありませんので利用の際には拡張(課金)が必要になります。50GB:130円、200GB:400円、2TB:1300円。
月額制なのでデータ移行時のバックアップのみであれば一時的に拡張して、移行後は無料にダウングレードすればOK。
iCloudバックアップを使った手順も別記事にてレビューがあるので、合わせて参考にしてください。
機種変更したら再度LINEMOのAPNを行う
機種変更時は旧端末から新端末へLINEMOのSIMカードも載せ換えます。
こちらは旧端末で一度行っているので説明は不要かと思いますが、iPhoneの場合はキャリア設定アップデートを行っていればLINEMOのSIMカードを挿すだけでAPNは完了します。
もし、何らかの不調でAPNができない時は、専用のプロファイルをインストールすれば問題ありません。
また、Android端末に関しては以下のAPN情報を手動作成しましょう。
- 名前:LINEMO
- APN:plus.acs.jp
- ユーザー名:lm(エルエム)
- パスワード:lm(エルエム)
- MCC:440
- MNC:20
- 認証タイプ:CHAP
- APNタイプ:default,mms,supl,hipri
必要項目を入力して保存すると、先程のAPN一覧に作成したAPNが出現するのでそちらをタップすればOK。
※SoftBank、ワイモバイルで購入した端末はLINEMOのSIMカードを挿すだけでAPNは自動で完了します。
まとめ
以上がLINEMOの機種変更手順です。
LINEMOでは端末が購入できないので、ご自身で端末を調達しなければなりませんが、いまでは何処でも簡単に購入できるのでそれほど大きな問題ではありません。
ただし、Androidスマホに関しては周波数帯(対応バンド)の点から購入する前に必ずLINEMOの動作確認端末一覧で確認しましょう。