この記事ではOPPOの「OPPO Reno5 A」を楽天モバイルで使ってみたレビュー記事です。
「OPPO Reno5 A」は、本体価格も42,980円(税込)と手頃価格ながらもCPU性能「Snapdragon 765G」とミドルレンジ帯でハイエンドモデルに匹敵するほどの性能になっており、普段使いはもちろん、ゲームも十分楽しめます。
また、メインカメラは広角6,400万画素を含めた4眼構成。ディスプレイサイズは6.5インチ、解像度は2,400×1,080、液晶を採用、防水対応、FeliCa対応、RAM6GB/ROM128GBなどてんこ盛りの高コスパ仕様になっています。
この「OPPO Reno5 A」は対応バンドも幅広く、もちろん楽天モバイルの4Gで重要なバンド3・18/26に対応しています。5Gではn77に対応しています。
ということで今回は、基本スペックや大まかな申込みの流れや利用するまでの流れも紹介しているので参考になれば幸いです。
最新のReno7 Aも発売中!
目次
楽天モバイルで「Reno5 A」を使ってみよう
それでは、今回は他社から楽天モバイルへ乗り換えるタイミングで「Reno5 A」も一緒に購入するパターンで解説していきます。楽天モバイルでを使う手順は以下の5ステップで完了します。
- MNP予約番号を取得する
- 楽天モバイルへ申込み
- 楽天モバイルからSIMカードとReno5 Aが届いたら回線切替をする
- 旧端末から「Reno5 A」へデータ移行をする
- 楽天リンクをインストールする
それでは1つずつ確認していきましょう。
手順①:MNP予約番号を取得する
2023年5月24日より「MNPワンストップ」が開始となり、MNP予約番号の取得なしで楽天モバイルへの申込みが可能となります。(※通信事業者サイトのログインが必要となりますので、ログインに必要な情報を準備しておきましょう)
https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/mnp/fast-convert/
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他社から楽天モバイルへ乗り換える時の基本になりますが、電話番号をそのまま楽天モバイルで使えるするようには申し込む前に「MNP予約番号」を取得します。
docomoでMNP予約番号を取得 | |
取得方法 | 電話・オンライン・店舗 |
用意しておく物 | 電話でMNP予約番号を発行してもらう場合、特に必要なものは特にありませんが契約本人に限ります。「my docomo」から手続きする場合は、ログインID、パスワード、ネットワーク暗証番号が必要です。 |
手順 | 手続きを行うのが携帯電話なら「151」、一般電話なら「0120-800-000」へ電話をかけ、MNP予約番号の取得を依頼。電話の受付時間は9:00から20:00まで。Webサイト「my docomo」で取得する場合は、スマホまたはパソコンから「My docomo」へアクセスしてください。 |
auでMNP予約番号を取得 | |
取得方法 | 電話・オンライン・店舗 |
用意しておく物 | 電話でMNP予約番号を発行してもらう場合、特に必要なものは特にありませんが契約本人に限ります。「my au」から手続きする場合は、ログインID、パスワード、ネットワーク暗証番号が必要です。 |
手順 | 携帯電話や一般電話から手続きするときは、「0077-75470」へダイヤルします。受付時間は9:00から20:00まで My au TOP >画面上部「スマートフォン・携帯電話」>ご契約内容/手続き>お問い合わせ/お手続き>MNPご予約 |
ソフトバンクでMNP予約番号を取得 | |
取得方法 | 電話・オンライン・店舗 |
用意しておく物 | 電話でMNP予約番号を発行してもらう場合、ネットワーク暗証番号が必要になりますが、忘れてもオペレーターに繋がります。 |
手順 | オンラインであれば[設定・申込(My SoftBank)]→[各種変更手続き]→[MNP予約関連手続き]の順番で取得可能 電話であれば「ソフトバンク携帯から:*5533」で取得できます |
UQモバイルでMNP予約番号を取得 | |
取得方法 | 電話・オンライン |
用意しておく物 | 電話の場合は自身のUQモバイルIDなどを確認しておく |
手順 | 「my UQmobile」にログインした後、「契約確認・変更」のタブを選択>料金プランの「詳細を確認・変更する」をタップ>「MNP予約」をタップ |
発行されるMNP予約番号には15日間の期限がありますが、楽天モバイルへMNP乗り換えをするにはこの有効期限が10日以上必要になります。
トラブルを避けるために、MNP予約番号取得後はそのまま楽天モバイルへ申込みましょう。
手順②:楽天モバイルへ申し込む
それでは、楽天モバイルで「OPPO Reno5 A」をセットで申し込む流れを確認していきます。
「Reno 5Aの販売は終了しているます。なので中古市場でも購入が可能です。
価格も下がっているので「イオシス」といった中古ショップでも購入が可能です。
申込み時にポップアップで「SIMタイプ・プランを選択」が出現するので、[nanoSIM+プランで申し込む]にチェックを入れます。
すると、申込み内容のカートには「SIMカード」と「Reno5 A」が入っている状態になるので、そのまま申込み手続きに入ります。
また、楽天モバイルは楽天アカウントが必須になるので、まだ持っていない方は事前に無料登録しておきましょうね。
後は、[本人確認書類のアップロード][MNP予約番号の入力][支払い方法の選択]など基本的な手順で申込みを進めていきます。
申込みが完了したら後は製品が届くまで待ちましょう。
手順③:SIMカードとReno5 Aが届いたら回線切替をする
楽天モバイルからSIMカードとReno5 Aが届いたら以下の手順で転入手続きを行います。
- 「my 楽天モバイル」にアクセス
- 該当の申し込み番号を選択
- 「MNP転入する」をタップ
この手順は公式サイトでも詳しく記載されているので、以下専用ページへのリンクを記載しておくので、該当する方はチェックしてください。
↓ ↓
手順④:旧端末から「Reno5 A」へデータ移行をしよう
※楽天モバイルのセット購入の方は初期設定とデータ移行を同時に行います。
回線が楽天モバイルに切り替わったら、電源をオフのまま「Reno5 A」に楽天モバイルのSIMカードを挿します。
「Reno5 A」を購入するということは、機種変更になるので旧端末から「Reno5 A」へのデータ移行が必要になります。
Androidのデータ移行には基本「Googleアカウント」を使った方法が代表的ですが、最近はアプリを使った方法も多く存在します。
Googleアカウントを使って「バックアップと同期」しておき、「Reno5 A」を起動させ【アプリとデータのコピー】を選択して直前でバックアップしたデータを選択するだけで復元は完了します。
また、LINEアプリに関しては別途バックアップが必要になります。
LINEの引き継ぎに関してはLINE公式サイトで詳しく解説されているので、合わせて参考にしてください。
あともう1つゲームアプリに関しては、個々によって引き継ぎ手順が異なるのでプレイしているゲームアプリがある場合は事前に引き継ぎ確認をしておきましょう。
PASMOやSuicaなども機種変更時の引き継ぎがあるので、利用中の方は公式サイトを確認しておいてくださいね。
これで旧スマホから「Reno5 A」へのデータ移行は全て完了です。
また、一般的にはSIMカードを挿した後に楽天モバイルのAPN(ネットワーク通信設定)を行いますが、「Reno5 A」はSIMカードを挿すだけでAPNは完了しちゃいます。
Reno5 Aのように楽天回線対応製品であれば楽天モバイルのSIMカードを挿すだけでAPN(ネットワーク通信設定)は自動で完了しちゃいます。端末別の専用ページもあるので合わせて参考にしておいてください。→ Reno5 Aの初期設定ページへ
手順⑤:最後にRakuten Linkの初期設定を済ませてよう
回線手続きやデータ移行が完了したら最後に「Rakuten Link」の初期設定をしておきましょう。
楽天LinkはAndroid版とiPhone版がありますが、それぞれ専用のページが用意されていますし、アプリを1つインストールするだけなので特に難しい箇所はないかと思います。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/rakuten-link/activation/
直接楽天モバイル公式サイトで確認したい方はこちらからどうぞです↓
また、楽天モバイルで行われているキャンペーンは「Rakuten Link」が絡んでいることが多いので、開通手続きと同時に「Rakuten Link」のキャンペーン条件を完了させておくと完璧です。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/campaign/start-point/?l-id=campaign_campaign_start-point
楽天リンクや最新のキャンペーン情報は別記事にて解説しているので、申込み前の方は合わせて確認して頂ければ幸いです。
eSIM/DSVD非対応でも構わないならワイモバイルの方がお得
「OPPO Reno5 A」は人気機種なので多くの通信事業社で取扱があります。
ワイモバイルもその取扱店の1つですが、ワイモバイルで販売している「Reno5 A」はワイモバイル版という位置付けでSIMフリー版とは以下の2箇所が異なります。
- eSIM非対応
- DSDV非対応(シングルスロット)
この2箇所以外はCPU性能やカメラ性能、おサイフケータイ機能といった基本スペックは同じなので、「私はeSIMは必要無い!」「SIMカード1枚+microSDカードで十分!」という方はワイモバイル版の方がSIMフリー版より安いです。
- ワイモバイル販売価格 39,600円(税込)
- 21,600円の値引(新規・機種変更・MNP(ソフトバンク以外))
- 実質価格 13,000円(税込)
- 購入後の申込みでPayPayポイント3,000円のキャンペーンあり
- 36回払い:600円/月、24回払い:900円/月
OPPO Reno5 Aのスペック・外観をチェック
それでは、次は「OPPO Reno5 A」の基本的なスペックを確認しておきましょう。
- OS:ColorOS 11(Android 11ベース)
- CPU:Snapdragon 765G
- メモリ:6GB
- ストレージ:128GB/MicroSDカード対応(最大1TB)
- 5G:対応
- ディスプレイ:6.5インチ、解像度:2,400×1,080(液晶ディスプレイ)/画面比率:20:9
- リフレッシュレート90Hzに対応
- サイズ:高さ:高さ:162mm、横幅:74.6mm、厚さ:8.2mm
- 質量:約182g
- バッテリー:4,000mAh(急速充電18Wに対応)
- USB:Type-C
- SIM:デュアルスロット(NanoSIM×2)、eSIM
- イヤホンジャック:あり
- Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac
- Bluetooth: 5.0
- おサイフケータイ(FeliCa)対応
- 生体認証:顔認証/指紋認証
- 楽天モバイルでセット購入可能
「Reno5 A」はメインカメラが約6400万画素、超広角、マクロなどを含む4眼仕様。
CPU(SoC)は「Snapdragon 765G」、ストレージは128GB、メモリは6GBという構成。6.5インチの液晶ディスプレイ(2400×1080ドット)液晶ディスプレイ、リフレッシュレート90Hzに対応しています。
背面は写真だと伝えにくいですが光沢感あるグラデーション仕様となっています。ツルツル仕様なので指紋は目立ちます(苦笑
左側面にはSIMスロットと音量ボタン。右側面は電源ボタン1つです。
▼上部にはマイクのみ
▼下部にはスピーカー、USBポート、マイク、イヤホンジャック(3.5mm)が設置されています。
バッテリー容量は4000mAhで、指紋認証、防水・防じん(IPX8/IP6X)、おサイフケータイにも対応など生活面でも使いやすい仕様になっています。
また、周波数帯(対応バンド)も幅広いのが特徴です。
Reno5 Aの周波数帯(ネットワーク) | |
4G | FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 26 / 28 TD-LTE:38 / 39 / 40 / 41 / 42 |
5G | Sub6:n3 / n28 / n77 / n78(NSA) |
楽天モバイルで必要なバンド | 3 / 18 / 26 / n77 |
また、楽天モバイル以外にも手元にあった「ワイモバイル」「UQモバイル」「ahamo」「LINEMO」も僕の環境下では普通に使えました。
この他にも「Reno5 A」はY!mobileやIIJmioやBIGLOBEモバイルでも取扱が決まっているので、「Reno5 A」はの選択肢は広いと言えますね。
⇒ Y!mobileのReno5 Aをチェック Y!mobile版割引+キャンペーンで実質15,000円(税込)
⇒ IIJmioのReno5 Aをチェック 割引で実質18,800円(税込)
⇒ BIGLOBEモバイルのReno5 Aをチェック 2万円分のポイント還元で実質17,920円(税込)
[追記注意]
1つ注意ですが楽天モバイルで販売しているReno5 Aの詳細ページではSoftBankだけVoLTEが非対応となっています。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/smartphone/reno5-a/?l-id=product_top_reno5-a
もし、今後Reno5 AをワイモバイルなどのSoftBank系のSIMで使うことを考えているのであれば最初からワイモバイル版を購入を購入した方が無難です。
Reno5 Aのカメラ性能
Reno5 Aのカメラはメインの6400万画素を含む4眼レンズ仕様となっています。
- メイン6400万画素(F値1.7、6枚レンズ)
- 超広角800万画素(F値2.2、5枚レンズ)
- マクロ200万画素(F値2.4、3枚レンズ)
- モノクロ200万画素(F値2.4、3枚レンズ)
カメラレビューは友人の須田さんにお願いしました。
【はじめに】
oppo reno5Aのカメラ機能についてレビューさせて頂く須田と申します。購入の参考になればと思います。
oppo reno5Aは背面に6400万画素の標準カメラ、800万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロカメラ・モノクロカメラの4眼カメラを搭載しています。
また、標準カメラで超高解像度モードを選択することで最大1億800万画素の写真を撮ることが可能です。
今回は標準カメラ、超広角カメラ、マクロカメラについて記載致します。
モノクロカメラは特記することがないので割愛させて頂きます。
【標準カメラ超高解像度モード】
標準カメラで超高解像度を選択します。
このモードを使モードうことで1億800万画素の写真を撮ることが可能になります。
しかし、このモードではポートレートモード、マクロモード、夜景モードなどのオプションが一切使えなるのでご注意ください。
拡大しても木の葉が一枚一枚鮮明に写っており、驚くほどの解像度です。
また、葉っぱの色や空の色も非常に綺麗に再現されています。
スマートフォンで撮った写真とは思えないほど、oppo reno5Aの超高解像度は素晴らしい描写になります。
【標準カメラ】
ここで超高解像度モードを選ばなければ6400万画像の写真になります。
6400万画像でも十分すぎるくらいな解像度で、色の表現も非常に優秀です。
風景も綺麗に撮れるし、食べ物も非常に美味しそうに撮れました。
標準カメラがここまで撮れると、コンパクトデジカメは必要ないと思います。
oppo reno5Aだけあれば日常のほとんどが撮れてしまうと思います。
【標準カメラポートレートモード】
ポートレートモードを使うと周辺がボケて、一眼レフカメラで撮った様な写真になります。
ボケの強さは強くないので、ぼかしコントロールは100%のMAXで良いと思います。
スマートフォンではボケの具合が不自然になりがちですが、oppo reno5Aは非常に自然にボケる印象を持ちました。
ただ一点だけ、不便なところもありました。
『被写体との距離』
スマートフォンでポートレートモードを使うと『 被写体との距離 』を一定程度取らなければ上手く撮影することが出来ません。
その距離がシビアなのか『もっと近くへ』『さらに離れてください』のエラーが頻発しました。
【標準カメラ夜景モード】
このモードは残念です。
夜景モードと言うので、簡単に夜間撮影が出来るのかと思いそうですが違います。
このモードで写真を撮るには5〜数十秒カメラを固定する必要があります。
上の写真はかなり光量のある場所で撮影しましたが、6秒のカメラ固定が必要でした。
ですので、ご覧の通りかなりブレた写真になりました。
これは星を撮ったつもりです。
なんと26秒のカメラ固定が必要で写真になりませんでした。
*夜景モードは三脚必須です。
ある程度、上の写真のように光量があれば夜景モードでなくでも標準カメラで綺麗に撮れます。
【超広角カメラ】
一枚目が標準カメラ、二枚目が超広角・
かなり広く撮れるので、風景、集合写真に大変重宝すると思います。
しかし、超広角レンズはコストがかかるので、標準レンズよりスペックが低いのを頭に入れて行きましょう・
【マクロカメラ】
マクロモードでは小さい被写体でもドアップで撮ることが可能です。
マクロレンズはコストがかかります。
一眼レフカメラのマクロレンズなども高額な商品が多く、スマートフォンのは搭載されていない場合も珍しくありません。
oppo reno5Aにはマクロモードが搭載されており、コストパフォーマンに優れた機種だと感じます。
使用用途は限られますが、SNSなどに人と違っった一枚を載せたい時に重宝するモードかと思います。
【まとめ】
oppo reno5Aのカメラは何を撮るにも非常に優れていると感じました。
特に1億500万画素の描写はスマートフォンの写真の域ではありません。
また、標準カメラのポートレートモードを使えば、自然な背景ボケで一眼レフのような写真を撮ることが可能です。
マクロカメラも搭載されており、他人とひと味違う写真をSNSに投稿するこも出来ます。
夜景モードは三脚必須なので注意が必要ですが、多少暗くても標準カメラで綺麗に撮れるので心配はありません。
oppo reno5Aのカメラはスマートフォンのおまけではなく、ハイスペックカメラと言って良いスペックを持ち合わせています。
以上、参考になれば幸いです。
(撮影者:須田)
まとめ:コスパに優れたOPPO最新の「Reno5 A」は鉄板の人気モデル
以上が「Reno5 Aを楽天モバイルで使ってみたよ」レビューでした。
「OPPO Reno5 A」は42,980円ながらもコスパ性が高く、2021年の人気上位機種とも言われています。
また、対応バンドが幅広く多くの通信事業社で取扱が開始になるので、楽天モバイル以外で検討している方のニーズにも応えられるかと思います。